イギリス/大学留学
金森 章浩さん

留学した都市/Egham, Surrey
留学した学校/Royal Holloway University of London
専攻/BSc.Computer Science
授業料を除いた1か月の生活費/1,000ポンド(大学時代)

英国留学を決断した理由
中学時代に「大聖堂」(英国人作家ケン・フォレット著)という長編小説に夢中になって以来、外国への憧れが強まり、高校進学後に「留学したい」と両親に伝えました。両親の理解もあり、留学生の受け入れ体制が充実し、歴史と文化の厚みがあり、治安も比較的良かったことから英国を選びました。1994年から2年間はボーディング・スクールに在籍し、さらに1年間シックス・フォーム・カレッジで大学受験に備えて集中的に勉強し、1997年8月に志望するRoyal Holloway University of Londonに合格しました。

英国の大学
大学では学生ひとり一人に担当アドバイザーがつき、定期的に面談の場が設けられ、勉強や大学生活について相談にのってくれました。私は入学当初はComputer Science with Electronicsを選択しましたが、2年時にアドバイザーに相談し、Computer Science単独のコースに変更しました。一般的には入学時の選択科目で学位を取得するものですが、自分の興味が変わった場合など、もし希望があれば自分の中で抱え込まずに、積極的に大学に相談(Speak up)してみると良いと思います。

余暇の過ごし方
大学生になると、余暇の過ごし方はすべて学生に委ねられるため、早い段階で時間の管理能力を身につけることはとても重要です。私の場合、学期中もコースの時間割の関係で2年生以降は週休4日制、冬・春・夏休みを合計すると6か月間もありました。大学も学業だけでなく、その他のアクティビティについても、場所と機会を惜しみなく提供してくれました。キャンパス内のパブやクラブでは毎夜、何らかのイベントが催され、スポーツやアートなどのさまざまなコミュニティ活動や、寮やフラットでパーティを開いたり、週末にはロンドンに遊びに行ったりと、勉強に遊びに、とても充実した時間を過ごすことができました。また、20校以上あるロンドン大学のカレッジ間の学生の交
流も盛んに行われていました。

大学での寮生活
大学の寮は大学生用(Undergraduate)と大学院生(Post Graduate)用に分かれていて、ほぼ全部屋がシングルルームでした。共同キッチンの有無でタイプが分かれ、キッチンがない寮にはダイニングルームがありました。人気のある寮は抽選でしたが、1年生と3年生には優先的に割り当てられました。一般的には1年目の寮生活で友人を増やし、2年目は気の合う友だちとフラットでシェア生活を満喫し、最終学年は卒論に集中するためにキャンパスに戻るケースが多く、大学側もその形を推奨していました。

英国留学を経験して
両親から留学の機会をもらい、特に感謝しているのは長期にわたり母国を外から観察できたことです。ユーモアのセンスなど、日本に取り入れたいこともあれば、逆に日本から発信できるものもあり、海外に出なければ一生気づかなかったと思います。