アメリカ/4年制大学留学
森 富美子さん

留学した都市/ミズーリ州セントチャールス
留学した学校/Lindenwood University
滞在方法/学校の寮
授業料を除いた1か月の生活費/教科書を買う月5~8万円、それ以外は2万円程度
利用した留学サポート団体/
グローバルスタディ海外留学センター

私はもともと外国文化が好きで、初めは英語とフランス語を勉強できる日本の大学へ進学するつもりでした。しかし、志望大学を不合格になり、どうすべきか考えているときに父からアメリカ留学を勧められました。私は「行きたい!」と即答しました。好きなものに論理的な理由はありません。アメリカを選んだことに深い理由はありません。幼いころから思い描いていた将来の「私」は、海外でバリバリ働いているビジネスウーマンでした。その夢を叶えるために、「英語=アメリカ」だと考えました。

今振り返ると、アメリカ留学は本当に充実したものでした。アメリカ人の“on”と“off”の切り替えの速さには驚きましたが、その中で共に切磋琢磨して授業を受けることにやりがいを感じました。私はビジネスのリテール(小売業)を専攻したのですが、ビジネスの授業ではタイムマネージメントの重要性をこれでもかというほど思い知らされました。彼らはどんなに仕事が片付かなくても、帰りの時間になれば、またバケーションの日にちがくれば、躊躇なく休みます。そのかわり、するべきときには驚くほど集中します。

また、たとえ時間をかけて課題をこなしても、テストで点数をとれなくては意味がありません。「努力」は評価の対象にならないのです。授業で発言しないと、名前を覚えてもらえませんし、そこに居るとみなされません。このアメリカ流の文化は、エキサイティングで私の性格に合っていると感じました。ビジネスの授業はいちばん大変でしたが、外資系企業に興味を持つきっかけを与えてくれました。

留学中いちばん楽しかったのは、副専攻していたファッション・デザインの授業です。洋服やドレスをつくってショーをマネ-ジメントすることは、プロフェッショナルな意識を芽生えさせてくれます。デザインのクラスで外国人の友だちと何気ない話をしながら、ミシンを踏んでいる時間は幸せに感じられました。また、ファッション・デザインのクラスメイトと雑誌をつくったことは、本当にエキサイティングな出来事でした。私のつくったドレスが、モデルに着られてランウェイを歩く瞬間を見たときには鳥肌が立ちました。

このクラスからは、さまざまなクラスメイトがデザイナーとして卒業しています。実際にデザイナーとして会社を設立した友だちやニューヨークで活躍する友人、そして日本で某海外ブランド企業で働く私がいます。私がアメリカ留学で感じたのは、こちらの大学は本当に好きなことをさせてくれるので、情熱がある限り実力が身についていきます。

また、留学で発見したのは「自分の良い部分や能力を主張することの重要性」です。それはまったく図々しいことではありません。私は日本にいたとき、自分の欠点を探してばかりいました。それは非常にもったいなかったことに気づかされました。長所を無限に伸ばすチャンスを与えてくれるのが、アメリカという国です。アメリカ留学は自分に自信を持たせてくれました。その経験こそ、究極の財産だと感じています。